銘柄分析と投資に役立つ知識

成長株を現物株で鬼ホールドする為に銘柄分析するブログ

次世代医療基盤法(医療ビックデータ法)

医療ビックデータを集約し利活用するMDVに関係する法律なので簡単にまとめたいと思う。


・2017年4月28日に国会で可決・成立した次世代医療基盤法が2018.5.12施行予定。


・個人情報に配慮しつつ医療データを集約し円滑に利活用する仕組みを整備したもの。


・認定医療情報取扱受託事業者を認定


・医療情報は本人が提供を拒否しない場合、医療機関は認定事業者に対し医療情報を提供できる


・認定事業者は個人が識別できない様に加工し情報利活用者に提供。



簡単にまとめるとこんな感じ、この法律は医療ビックデータ利活用の市場規模拡大に追い風で、すでにDPC病院(急性期大病院)で医療データ収集の仕組みができているMDVの成長加速に期待します。

認知の歪みを理解し売買に応用しよう

情動的な投資家は結果偏向直近偏向の心理が働き、利小損大だが勝率が良い逆張りを好む。
しかし、長期的なパフォーマンスでは安く買うよりアップトレンドの初動でエントリーするほうが重要だし、安く買うよりダウントレンドの初動で損切するほうが大切。



一定のレンジを下にブレイクした場合、情動的な投資家はアンカリング効果が働き、買いを入れたくなるが実際は損切すべき。
また既に保有している情動的な投資家は損失回避埋没費用効果が働き、平均単価を下げるナンピンや株価がレンジに近づくと戻り売りを入れる。実際は平均単価が上がらないように増し玉すべき。

結果偏向・直近偏向・小数の法則

・結果偏向
 ある決断の良し悪しを判断するのに、どの時点でどういう決断を下したかではなく、それがもたらす結果によって判断する傾向のこと。


・直近偏向
 より新しいデータと経験に重きを置く傾向
 
・小数の法則
あまりに少ないサンプルをもとに母集団を推定すること



①勝率20%で2倍利益または3%損失になる投資法
②勝率80%で3%の利益または50%損失になる投資法


①を5銘柄に各100万投資すると
100万の利益と3万×4の損失でトータル88万の利益
②を5銘柄に各100万投資すると
3万×4の利益と50万の損失でトータル38万の損失


①の方が優位性がある投資法である。


少ない試行回数で判断する(小数の法則)と運が悪ければ儲からない投資法と勘違いしてしまう(結果偏向)
①の投資法が10連続損失を出す確率は10.74%(0.8の10乗)


逆に②の投資法を直近の成績で判断すると儲かる投資法と勘違いしてしまう(小数の法則)
②の投資法が3連続成功する確率は51.2%(0.8の3乗)