結果偏向・直近偏向・小数の法則
・結果偏向
ある決断の良し悪しを判断するのに、どの時点でどういう決断を下したかではなく、それがもたらす結果によって判断する傾向のこと。
・直近偏向
より新しいデータと経験に重きを置く傾向
・小数の法則
あまりに少ないサンプルをもとに母集団を推定すること
①勝率20%で2倍利益または3%損失になる投資法
②勝率80%で3%の利益または50%損失になる投資法
①を5銘柄に各100万投資すると
100万の利益と3万×4の損失でトータル88万の利益
②を5銘柄に各100万投資すると
3万×4の利益と50万の損失でトータル38万の損失
①の方が優位性がある投資法である。
少ない試行回数で判断する(小数の法則)と運が悪ければ儲からない投資法と勘違いしてしまう(結果偏向)
①の投資法が10連続損失を出す確率は10.74%(0.8の10乗)
逆に②の投資法を直近の成績で判断すると儲かる投資法と勘違いしてしまう(小数の法則)
②の投資法が3連続成功する確率は51.2%(0.8の3乗)
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